2024.6.20
KAJITAではジュエリーご納品時に使用するパッケージをリニューアルいたしました。6月より順次新パッケージに切り替えています。
新パッケージのご案内
検討を開始したのは2023年の夏頃。検討には当初想定していたよりも長い時間がかかりました。新しいパッケージを手にされたお客様からお喜びの声を頂戴し、時間をかけて丁寧に作り上げて良かったなと感じています。

サロンでの打ち合わせの様子。なんだか深刻そうな雰囲気ですが、実際は面白おかしく進行しました。
パッケージを検討するにあたり、最初に頭に浮かんだのは「今っぽくてKAJITAらしいジュエリーのパッケージってどんなものだろう?」ということです。
重厚感のあるパッケージは素敵と思いつつ、なんとなくKAJITAらしくはないような気がしていました。「KAJITAさんでたくさん購入したジュエリーのボックス、使わないんだけど、かと言って捨てるのも忍びなくて・・」とおっしゃったお客様の声も記憶に残っていました。私自身、使わないのになんとなく捨てにくいパッケージが自宅の戸棚の片隅に積まれているのですが、それらが目に入ると「・・やっぱり捨てようかなあ、また今度にしようかな・・」と後回しにしてしまうことが。
軽やかで、捨てずに他のことにも役立てられて、それでいてお客様がジュエリーを手にした時の喜びを感じられるパッケージ。漠然と、そんなものにしたいなと思いました。
自ずと、ジュエリーボックスではなくポーチでご納品したいという考えに至りました。ポーチならばご納品後もご旅行でジュエリーを持ち歩かれる際に使っていただけるし、ジュエリーでなくても小物入れにだってご活用いただけそうです。ジュエリーを傷つけない柔らかい生地と仕様、長くご使用いただける耐久性などに留意して制作しました。

試作を重ねたご納品用ポーチ
ポーチを入れる個装箱は清潔感のある白にKAJITAロゴを配したシンプルで上質なものに決定。お客様が箱を手にされた時の喜びや開封する楽しさを感じていただけるよう、華やかなリボンをかけるのはどうだろう?ということになりました。

リボン屋さんにも何度も足を運び、新しいボックスに合うリボンを選定
最終的には「グログランリボン」と呼ばれる、特殊な編み方をすることで横方向に凹凸があるリボンを選定しました。グログランリボンは美しい艶と光沢がありつつ、でこぼことした質感は僅かに無骨な印象を与えます。そんな相反する要素が合わさった魅力的なリボンだと感じ、私がKAJITAで提供したいと常々思う「上質さと気軽さ」を表現できるようにも思えました。リボンの色は3色ご用意し、お客様に選んでいただけるようにしようと決まりました。
※「グログラン」の由来ってそういえばなんだろう・・と思い調べてみたのですが、gros(粗大な)grain(粒・木目)という意味のフランス語で、「目が粗い」という意味だそうです。割とそのままの由来でした。
今回のパッケージプロジェクトの新たな試みは配送ボックスです。従来、ご配送時にはジュエリーボックスを緩衝材(いわゆるプチプチ)に包み、配送業者さんの袋に入れて配送していました。安全面は万全でしたが、過剰包装の感は否めず環境に配慮しているとは言い難い形態でした。お客様が開封する際の喜びも、感じていただきずらい包装だったように思います。環境に対しても、お客様に対しても、もっとスマートにご配送する方法はないかと検討し採用したのがこちらの配送ボックスです。結果的に、梱包するスタッフの手間も省け、しかも梱包が少し楽しくなったようです。お客様はもちろんですが、スタッフも楽しいなんて素敵です。

新たに開発したご配送ボックス。
※ご購入いただいた商品によっては、この箱で納品されない場合がございます。
並行して、ショッパー、ブライダルジュエリーのボックスやリボン、封筒や便箋なども一新しました。1年弱のプロジェクト、時間はかかりましたが全て素敵なアイテムを揃えることができました。パッケージの制作を請け負ってくださった各社パッケージメーカーの皆様、デザイナーの清水さん、本当にお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

ジュエリーボックスでのご納品をご希望のお客様は、有料(3500円)となりますがボックスをお選びいただくことも可能です。

ブライダルジュエリーはボックスでのご納品が標準です。リボンはベージュ。こちらも好評で嬉しいです!
今後とも、ジュエリーを身につける・手にする喜びをさまざまな場面でお客様に提供することができたらと思います。新パッケージについて、ご感想ございましたらお寄せいただけたら嬉しいです。
ブランドディレクター 梶田菜美